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発達凸凹 娘のキロク 2025.11月2025.12.02
娘は3か月ごとにアトピー治療のため、総合病院の皮膚科に通っています。高額医療への挑戦から、今年で3年目。腹部に注射を打つ治療で、2週おきに自分で処置をしていますが、実際の管理はもちろん私の役目です。娘に任せるなんて、まだまだとんでもない。引っかき傷も残っているため、ドクターから「治療終了」のお墨付きをいただける日は、もうしばらく先になりそうです。
いつも診察の予約は朝9時。受診がひと段落すると、院内のカフェでゆっくり語り合うのが私たちの習慣になっています。普段はゆっくり向き合って話す時間がなかなか持てないからこそ、この通院日の“アフター時間”は、実はとても貴重なのです。
近況を報告し合ったり、これからの進路や将来について考えたり。家ではつい時間や後片付けを気にしてしまうけれど、ここではそれらを忘れて、ただ穏やかにおしゃべりを楽しむことができます。娘の表情や声のトーンから、普段は見えない気持ちがふと伝わってくる瞬間も。
通院というちょっとした非日常が、母娘にとって大切な“対話の時間”を運んできてくれているのかもしれません。こんなひとときがあるからこそ、治療の道のりも少し柔らかく、あたたかく感じられるのです。



